鳥取マーケット食材調達担当の中村といいます。鹿野地鶏は『軍鶏』と『ロードアイランドレッド』を交配したものに、『白色プリマスロック』を交配させた、『三元交配』により、誕生しました。近年は品質の良いものの需要が上昇しており、品質の高い肉用鶏を開発するため、鳥取県中小家畜試験場で長年にわたり研究し、作出された鳥取県が誇る「地鶏」です。

一時は消滅の危機に陥った、鹿野地鶏ですが、『鳥取県及び鳥取市』と民間企業の協力により、2018年12月に見事復活を果たしました。また、安心と安全にもこだわっていて、徹底した飼育環境下で、抗生物質を一切使わないトウモロコシや大豆の油かすなど、こだわりの飼料で飼育されています。旨味も妥協なく追求し、しっかりと噛み応え抜群の肉質と、コクと旨味が溢れ出す深い味わいは、一度食べたら病みつきになるはず！！肉に臭みがなく、絶妙な歯ごたえとコクのある旨味をぜひ、お試しください。

鹿野地鶏が育っている鳥取市の西側に位置する鹿野町は、8割が山林、北側は日本海という大自然に囲まれたのどかな土地。南の鷲峰山を水源地とする河内川を中心に、末用川、水谷川、浜村川流域には水田畑地が広がっています。豊富な水と澄んだ空気の中、ストレスなくのびのびと育っています。通常の鶏は、約50日程で出荷するところ、鹿野地鶏は80～110日もの長期肥育で大きく育てる為、脂が乗りより深い味わいに！

飼育だけではなく、解体作業はすべて手作業で丁寧に行っています。県内には90%出荷されていて、地元の方にはたくさん召し上がっていただいています。しかし、県外には10％しか出荷できていない…。もっとたくさんの人に美味しい鹿野地鶏をお届けしたい！鹿野地鶏を全国各地の鶏肉を愛する皆さんに食べていただきたい！そんな思いで、日々提供しています。この機会にぜひご賞味ください！